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《一期一会の書》 昭和60年正月2日、父が亡くなる5時間前に書いた絶筆であり、私にとって、何も言わず逝ってしまった父からの遺言となりました。人との出会い、物との出会いを何より大切に。 《NICHIGETSU》 2009年漆蒔絵腕時計“太陽と月“を発表した際に立ち上げた、まる又漆器店のブランド。 《NICHIGETSUロゴへの想い》 あくまで丸い太陽と刻々と変化していく月の形。まさに森羅万象・有為転変・・・。そのふたつを重ね合わせ、私達の住む地球がいつまでも永遠たることを願って。 《今の夢》 山深い木曽山中にて、心静かにして呵呵大笑。淡々と仕事が出来たら実に幸せなことであります。あーぁ・・・矛盾だらけ・・・ 『いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし けふもせす ん』 還暦も過ぎたせいか、平安時代末期の、“いろは歌“が、最近妙に身にしみる。 『浅き夢見じ 酔いもせず。』か・・・ ???どう考えても無理な話しだ!今でも、儚い夢と妄想が交差している。爆!            2020年 令和2年2月              伊藤 猛