

仕様:総布着せ木地呂塗り
素材:欅
寸法:130×130×95
【合鹿椀 物語り・・・】
合鹿椀は、石川県能登で江戸時代に作られた大きな椀で、その豪快さと力強さにおいて他に匹敵する椀はありません、それを自分なりに、現代的に消化しようと、30年ほど前にデザインした椀であります。現存する合鹿椀より、やや小ぶりで仕事が綺麗すぎる。
なかなかにその辺が難しい・・・先人の感性と今の私の感性の違いは、どうにも埋めようがないようであります。
*拡大写真を見ると、うっすらとバイアスに麻布が着せてある様子が・・・。これは、2018年からの仕事になります。あしからず。